【2018】長岡亮介の関連作品まとめとレビュー

【2018】長岡亮介の関連作品まとめとレビュー
 

改めて、明けましておめでとうございます。

昨年の長岡亮介の活動を振り返ってみますと、ライブもレコーディングも精力的に行っており、メジャーからインディーまで幅広く、相変わらずの神出鬼没ぶりを発揮していました。

長岡亮介スケジュール 2018

ペトロールズやソロでの活動のほか、田島貴男や星野源・STUTSとの共作が目立ちましたが、いずれにせよソウルやR&Bといったアメリカの音楽をルーツに、新しいサウンドを追求する仲間たちと活動できたのではないでしょうか。

そして、朝ドラで毎朝『アイデア』が流れ、毎週「ムジカ・ピッコリーノ」に出演という、NHK様々な1年でもありました。締めの紅白も最高。

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それでは、2018年に長岡亮介が参加した作品を振り返ってみましょう。

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長岡亮介の関連作品

◆『Live Tour “Continues”』星野源

2017年に行われた星野源の全国アリーナツアー”Continues”を収めた映像作品。
さいたまスーパーアリーナの”スタジアムモード”で3万人を収容した追加公演の模様を収録。

ギター・コーラスでの活躍はもちろん、アンコールでニセさんに鬼絡みされる光景は必見です。

◆『For Example, Utopia』
須藤寿 GATARI ACOUSTIC SET

不定期に活動している髭-HiGE-のヴォーカル須藤寿によるソロ・プロジェクト。
2012年に発売した『The Great Escape』以来、なんと6年ぶりとなる最新ミニアルバム。

M1『例えばユートピア』、M6『真夏の夜の夢』では作曲も担当。2017年末にライブ会場で販売され、現在は髭の公式ネットストアでも販売中です。

◆『ドラえもん』
星野源

映画主題歌として星野源が描き下ろした楽曲。全曲『POP VIRUS』には収録されなかったので、貴重なシングル作品となりました。

星野源が新曲『ドラえもん』をMステでテレビ初披露!長岡亮介の遊び心溢れるギターにも注目

カップリングに収録されている『The Shower』にはギター・コーラスで参加。星野源がYouTubeで発掘してスカウトしたというMPCプレイヤーのSTUTSが初参加し、後の楽曲のキーマンともいえる存在となりました。

◆『SESSIONS』
田島貴男×長岡亮介

2017年に開催された「ふたりソウルショウ」の音源を収録したライブ作品。カラオケJOY SOUNDでは、期間限定でライブ映像も配信されました。

カラオケJOYSOUNDで長岡亮介×田島貴男“LIVE SESSIONS AGAIN”のライブ映像が配信中!

今年リリースされるオリジナル・ラブのアルバムには、長岡亮介が参加することも発表されており、親密な関係が伺えます。

◆『YELLOW MAGAZINE 2017-2018』
星野源

2017年の星野源の活動を記録したオフィシャルイヤーブック。『FamilySong』や「おげんさんといっしょ」の制作が記録されている他、付録の『YELLOW DISC』にはオールナイトニッポンで開催されたスタジオライブ音源が収録。

◆『M-P-C』
冨田ラボ

長岡亮介がゲストヴォーカリストとして参加した『パスワード』が収録。

ジャズ・ソウル・ヒップホップといった、とりわけ日本ではマイナージャンルに分類される音楽を軸にポップスを制作するという”ラボ”の名の通り実験的なアルバムで、Reiや呂布といったお馴染みの面々も参加しています。

富田ラボ活動15周年を記念して『パスワード feat. 長岡亮介』をリリース!

生産限定盤には、冨田ラボと長岡亮介の対談映像とブックレットも封入。

◆『N/A』
長岡亮介

唐突に発表された長岡亮介のソロ作品。
ライブ会場で突如販売が開始され、後日ネットでも販売が開始。

N/A、すなわち「タイトルなし」。ジャケットも歌詞カードもなくミニマリズムを極めた録りたてホヤホヤの音源をお届けする、なんとも粋な商売。

星野源の現場で出会ったSTUTSが制作に参加しており、ギターとMPCが絡み合う実験的な作品となっています。長岡亮介×STUTS形式でライブを行うこともしばしば。

◆『Eutopia』
STUTS

次は逆にSTUTSの作品へ参加。長岡亮介が参加しているのは『Above the Clouds』のみですが、他の楽曲もトラックメイカーとしてのSTUTSの実力が伺える傑作。(星野源作品ではトラックメイカーではなく”ドラム担当のMPCプレイヤー”として参加)

星野源作品への参加を皮切りに急ピッチで注目を浴びており、ついには紅白歌合戦グランドオープニングの音楽まで担当。次世代を担うプレイヤーとして引き続き注目です。

◆『アイデア』
星野源

前作『YELLOW DANCER』で築いたバンドサウンドから一転、STUTSによるMPCを駆使したの2番〜弾き語り〜大サビといった変幻自在な構成で新しい音楽の表現を提示。

数十台の定点カメラを駆使したミュージックビデオや、三浦大知による振り付け、そして朝ドラ主題歌ということもあり、話題性抜群の1曲となりました。

◆『half of me』
平井堅

亀田誠治アレンジの表題曲に加え、カップリングの『even if』は長岡亮介がアレンジを担当。
東京事変の『スイートスポット』を思わせるアルペジオのタッチに、前共作の『魔法って言っていいかな』同様の美しいコーラスワークが効いています。

◆『POP VIRUS』
星野源

3年ぶりとなる星野源の最新アルバム。現時点(2019-01)で累計売上32万枚を突破しており、大ヒット記録中。

ソウル・EDM・エキゾチカといったエッセンスを取り入れつつも、ポップスとして成立させるという奇跡的な音楽性についに到達。メジャーのど真ん中でそれをやってしまう星野源の手腕に乾杯。

平成最後の祭!星野源『POP VIRUS』に関する亮ちゃん情報まとめ

「源ちゃんの現場では、自分の理想の音が出せる」という機嫌上々な氏。本作では、なんと『KIDS』以外全曲(13/14)に参加ということで大貢献です。今後も末永くどうぞよろしく。

初回特典映像のスタジオライブでのギタープレイも必見です。

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おわりに

関連して紹介したいのは、KID FRESINOの『ai qing』。楽曲のクオリティも然ることながら、ペトロールズのベーシスト”ジャンボ”こと三浦淳悟が制作に参加しており、良いプレイをしています。

生楽器を組み合わせたトラックをいち早く制作していたKID FRESINO。
星野源も近しい手法を取り入れており、その制作への参加から影響を受けたSTUTSの作品へも引き継がれ、今後の日本の音楽シーンの潮流を牽引していく印象です。

他には米津玄師やあいみょんといった次世代アーティストたちの活躍も顕著で、2010年ごろから続いたアイドル一辺倒なヒットチャートに、いよいよ健全性が取り戻されつつあるような気配を感じた2018年でした。

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