【秋の夜長に】長岡亮介が厳選した「メロウな音楽」5選、実際に聴いてみた。

【秋の夜長に】長岡亮介が厳選した「メロウな音楽」5選、実際に聴いてみた。
 

現在発売中の雑誌「&Premium 2015年9月号」の「メロウな音楽」という特集記事にて、長岡亮介が厳選したメロウな5曲が掲載されていました。

YouTubeで各楽曲を検索してまとめてみましたので、参考にどうぞ。

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『Where Are We Going』 – Funk Inc.

70年代に活動していたJazz-Funkバンド”Funk inc.”が74年に発表した楽曲。ファンクとソウルが融合したグルーヴ感がCOOL。

「ツアーの帰り道、横浜町田インター辺りの渋滞も、この曲で盛り上がれると不思議と嫌じゃないです。夜が似合う。」

■収録アルバム『Priced To Sell at Discogs

『Just Because He Wants To Make Love』 – The Moments

アメリカのSweet Soulを代表するグループThe Momentsが70年代に発表した楽曲。甘いサウンドに男性ヴォーカル三人によるコーラスが魅力的。

「黒人のファルセットが好き」という長岡亮介氏。The Momentsの歌い上げるファルセットやコーラスは、ペトロールズの楽曲にも色濃く影響を与えていることが感じられます。

「全編を支配するリヴァーブ感。ロマンティックなムードが好きです。景色を少し色褪せたフィルムの写真のようにしてくれる音楽。」

■収録アルバム『New Orleans, Louisiana

『Little Boy』 – Omar

90年代のAcid-Jazzブームで一斉を風靡したOmarの楽曲。ジャジィなグルーブと、Omarのブルージィな歌声が見事にマッチ。

「静けさが次第に高揚する感じにワクワクする。歌い手が俯瞰しているのか主人公なのかわからなくなっていく感じがよい。」

■収録アルバム『For Pleasure

『Til Last Summer 』- Tony! Toni! Toné!

90年代にAmerican-soul/R&Bなどのフィールドで活躍した、通称「トニーズ」の楽曲。

「ハンサムなラブソングだと思います。タイトル通り、夏が似合う曲。キラキラ光る水面が見えてくる。」

当楽曲が収録されている『House of music 』は、椎名林檎も推薦する一枚。

「彼らのアルバムは、2枚ともずっとずっと、本当によく聴いていて、新譜が出ないかっていつも思ってるアーティストなんですけど、他に同じような存在は、私の中にはないグループ」-『音楽家のカルテ』より

ちなみに、東京事変『スイートスポット』は、 トニーズの『Lay Your Head On My Pillow』(Soul of Soul収録)を強く意識して椎名林檎が書き上げた楽曲。

▶『The Highways of My Life』 – The Isley Brothers

50年代から長きにわたり活動しているアメリカのヴォーカルグループ、The Isley Brothersの楽曲。

The Isley Brothersは、The Beatlesがカヴァーしていることでも有名な『Twist and Shout』をヒット曲に持つほか、デビュー前のJimi Hendrixをバンドメンバーに迎えていたことでも有名。

当楽曲は73年に発表された楽曲ですが、全く古さを感じさせず、ピアノの旋律、折り重なるコーラスが美しい楽曲。

「多くを語りすぎず、ただ高速道路を渡す。やりきれない気持ちが美しい。ピアノのイントロで引き込まれます。」

■収録アルバム『3+3

おわりに

長岡亮介が進める「メロウな楽曲」いかがでしたでしょうか。

まもなく夏もおわり。これからの季節、秋の夜長にぴったりの楽曲ばかりですね。

椎名林檎も推薦する、トニーズの『House of Music』は特に聴いておきたい一枚です。

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